6、環境設定

【仮想OSを立ち上げる】

いよいよAmazonのクラウド環境で仮想OSの環境設定を行う。
前回作った自分のAMIから仮想OSを立ち上げてみる。
コマンドプロンプトから仮想OS立ち上がれのコマンド。ec2-run-instances ami-xxxxxxxx -k [キーファイル名]問題なく立ち上がる。
前回立ち上がったのを確認したはずだけどちょっとほっとする。
だって立ち上がらなかったらそこから復旧する方法なんて知らないんだもん。さて、今日はこの「マイAMI」を色々とカスタマイズ。
まずApacheのインストール。

・Apache2.2 HTTPサーバのインストール
インストール手順については割愛。
インストールが終わり、早速Apacheを起動させてみる。

さて、これでブラウザからアクセスできるはず。
立ち上げたときの「ec2-xxx-xxx-xxx-xxx.compute-1.amazonaws.com」と言うのがホスト名になるので、アクセスしてみる。

http://ec2-xxx-xxx-xxx-xxx.compute-1.amazonaws.com

お決まりの「It Works!」が表示される、成功!
一気にAmazonサーバが近くなった気がした。
ただ、ここでちょっと気にかかることが。。

【仮想OSの起動について】

仮想OSは立ち上げるごとにIP、ホスト名が変わってしまうため
実際にサービスを始める場合は固定IPを取得する必要が出てくる。
そのサービスも画面から簡単に利用することが出来るらしい。
内容をよく読むと月額700円で固定IPにしてくれるらしい。
この商売上手め!とりあえずここまできたら、あとは普通のサーバにソフトを入れるのと同じ!
固定IPは全部終わってからということで、とりあえずは必要なソフトを入れて動かしてみる。最初は「2日ほどあれば出来ます」とか豪語したっけなあと思いながらインストール中の画面を見つめたり。PostgreSQLにTomcat、JDKなどなど。
何度かバージョンの違いなどで失敗たり躓いたり。

こう言う時に頼りになるのが先駆者のメモ書き。
本当、資料化しててくれてありがとうございますm(__)m

そうしている間にも課金で加算されるお金の音は背中でずっとしてる気がする。

チャリン
チャリン
チャリン

さて、ソフトのインストールが終わり何とか動くようになったクラウドの仮想OS。
社内プロジェクトの分散協調型SNS・Frontierのログイン画面が表示される。

小さくガッツポーズ。

この時、すでに最初に課題を言い渡されてから2ヶ月以上経っていた。
残りは細かい環境設定かなぁ

ちなみにチョコチョコシャットダウンしてたためか
今月分の請求が200円程度だった。
でも、よくよく考えたら自分の給料も会社に課金されてるのと同じなんだよな。。
早く設定しないと!

とりあえず現状を社長に報告!

ログイン画面が出るようになりましたと言ったら
「え?出来たの?いつ頃までに売り出せるかなぁ~」
と嬉しそうな表情!まずい!

※※ 社長命令 ※※
早く動かせるようにセヨ!

そうですよね、ログイン画面が出ただけでは意味がないですよね。
でも…
ここまで来たら何とかなりそうな気がしてきたぞ!

達成率 ・・・ 40%
奮闘者:高際
  1. 【 Tの奮闘記 】
  2. 1、1通のメール
  3. 2、Amazon EC2との出会い
  4. 3、他作業に追われる日々
  5. 4、AMIを触る
  6. 5、AMIを作る
  7. 6、仮想OSを立ち上げる
  8. 7、Coming Soon…