私達チャーリー・ソフトウェアでは、設立当初よりRDBMSに注力し、数多くのシステム開発に関わってきました。
しかし「クラウド時代」を迎えた今、天文学的に増え続ける莫大なデータ処理を行うには、RDBMSには荷が重すぎます。私達は「RDBMS」の利点を生かし、新しいソフトウェア技術である「NOSQL」を採用してBIGDATA時代に立ち向かっています。

NOSQL(Not Only SQL)データベースは、リレーショナル・データベース(RDBMS)とは異なり柔軟なスケーラビリティーを実現し、さらにはシステム導入や運用で発生す るコストをより低減させることができる「データ管理システム」のソフトウェア技術として注目されています。

また、NOSQLはクラウド時代を背景に進化し続け、爆発的な勢いで増え続けている膨大なデータ「BIGDATA」を蓄積・管理・活用する為に利用されています。

NOSQLはRDBMSでは困難なペタバイト(千兆バイト)データを活用するために生まれた分散ストレージ技術であり、性能向上を目指したシンプル なデータ構造です。従って、RDBMSのように豊富な機能はありません。また、データは複数のサーバ(ノード)でレプリカされるのが一般的な仕組みで、分 散ストレッジ環境でデータの安全性を担保します。

NOSQLとRDBMSの特徴

NOSQL          RDB
性能向上策   並列スケールアウト    スケールアップ
重視項目    スケールアウト、可用性  データ一貫性、機能性重視
データ構造   キー・バリュー型     リレーショナル型
列指向型
ドキュメント指向型など
データ一貫性  弱い           強い
問い合わせ   シンプルなキークエリー  SQLによるクエリー

NOSQLの変遷


(出典:Gemini Mobile Technologies,Inc.)